子供の未来を考える会ハチドリ
… 放射能汚染から、子ども達を守りたい…
塩谷町甲状腺検査結果説明会
2月18日(日)、塩谷町道の駅湧水の郷しおやで開かれた「平成29年度塩谷町甲状腺検査結果説明会」に行ってきました。
講師の清水奈名子先生は、初めての方にも分かりやすく塩谷町を含めた新しいデータを示しながら検査の継続の必要性を説明されました。
最近「伝える」ことに迷いや戸惑いがあり、そして伝え方が分からずにいた私には、とても勉強になりました。
清水先生の温かい説明は、会場からの声を引き出してくださり、質疑応答でも良い提案が挙がっていました。

この日、質問されていた1人の方と講演後にお話することができました。
大切な出会いをいただいきました。
塩谷町の皆さま、清水先生、ありがとうございました!


下野新聞記事
塩谷町結果説明会

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[2018/02/19 14:12] | 未分類 |
宇大公開シンポジウムに参加しました。
2月9日、宇都宮大学での公開シンポジウム「原発事故後の課題を考える」に参加しました。
第一部の基調講演「不可視化される低認知被災」では、3人の先生からそれぞれ栃木県、茨城県、福島県の低認知被害についてのお話を伺いました。
第二部パネルトークは、5人の先生方が基調講演を受けて質問されたり市民活動や地域の大学の役割などについて話し合われました。

低認知被災とは、社会的に認知度が低く制度的にも十分な対策が講じられていない被害状況とのことで、低認知被災問題の特徴のお話では共感することばかりでした。
特に、社会的なタブー化は最近さらに進みつつあると痛切に感じています。
風化に加え復興やオリンピックの妨げという雰囲気があって、私自身この活動をしていながらも会話で相手が触れたくない問題なのではと躊躇することが少なくありません。
ネット上のバッシングにもつい敏感になってしまいます。

またこの問題について、「目を背けていないと心の平静を保てない」所から、どう切り込んでいくかというお話もありました。
“茨城・栃木の低認知は、福島でも風評被害と言われる中で汚染を語れないことからも発生する。
国の線引き、人々のデタッチメントは、原発事故が「手に負えない問題」だったから。
政府の一方的な線引きだけでなく周りからも支えてしまい、ボタンの掛け違えが始まった。
掛け違えたボタンを掛け直すことが大切。
事故の矮小化が、社会からルールや信頼を喪失させている。
みんな不安を押し殺しているがゆえにもう一度「あの事故って何だったんだろう」と向き合い、コミットメントし、みんなが自分の言葉で話すことで社会は変わる。”
とのお話に、今の社会の恐ろしいほどの急速な変化に対する「なぜ?」が腑に落ち、原発事故がいかに大きなことだったか、私たちの社会に大きな影響をもたらしたかを改めて思い知った気がしました。

最後に清水先生は、「今起きていることをデータに取って、立場を超え次世代のために連携していきたい。この問題に関係しない分野はありません」と言われ、とても心強く感じました。
シンポジウム終了後、先生方と参加者の交流会にも参加し、浪江町から避難された方や活動されている方のご意見を伺うことができました。
どの方も、ご苦労されながらも活動を続けておられることに、励まされました。
今回、風化が加速する中で被災者の思いを代弁し、交流できる場をつくってくださった先生方に大変感謝しています。
そして、県境を越えて連携し支えてくださる先生方に私たちができることは何だろうとも考えました。

昨年出版された『フクシマ6年後 消されゆく被害』(人文書院)で、チェルノブイリ被災地の学校で放射能線護教育を普通に続けている様子を尾松氏が書かれています。
そんな風に当たり前に放射線防護の教育がなされ、皆が話し合え子どもたちを守る世の中になったらどんなにいいでしょう。
今、各地でチェルノブイリ法制定をしようとされている方や、甲状腺検査を実施くださる「関東子ども健康調査支援基金」、歌と踊りとお芝居で伝えておられる塩谷町の「とちの実保養応援団」、原発再稼働と輸出に抗議しデモに行かれる方など、私の周りには目を背けずに頑張っておられる方がたくさんいらっしゃいます。
私も、苦しみ楽しみながら工夫し、自分の言葉で伝え繋がっていこう。
そう思うと、元気になれます。
私たちが元気に活動を続けていくことが、声をあげてくださっている先生方に対しても唯一お役に立てることでしょうか。

この日のシンポジウムが東京新聞と下野新聞に掲載されていますので、お読みください。

東京新聞KOTYO Web 

http://www.tokyo-np.co.jp/article/tochigi/list/201802/CK2018021002000157.html

下野新聞
下野新聞2018年2月10日







[2018/02/12 23:07] | 未分類 |
公開シンポジウム「原発事故後7年目の課題を考える」
宇都宮大学で、2月9日(金)13:30より公開シンポジウム「原発事故後7年目の課題を考える」が開催されます。
この日は福島大学、茨城大学、宇都宮大学、群馬大学等から教員の方々が集まって、県境を越えて議論されるそうです。

危機意識が薄れ甲状腺検査さえも縮小されようとする今だからこそ、一人でも多くの方に聴いていただきたいシンポジウムです。
平日の昼間の時間ですが、みなさま万障繰り合わせて参加しましょう!

宇都宮大学HPトピックス
http://www.utsunomiya-u.ac.jp/topics/2018/01/006129.php

Facebook
https://www.facebook.com/udai.kouhou/posts/1627895340638826

Twitter
https://twitter.com/uukouhou/status/955951245713436677


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[2018/02/03 16:22] | 未分類 |
「3.11後の子育て」
明日、東京学芸大学にて「関東子ども健康調査支援基金」共同代表の木本さんと佐藤さんが講義でお話されます。
内容は、3.11後にどういう行動をしてきたか。
「放射能からこどもを守ろう関東ネット」の活動と基金の設立、地元自治体とのやりとりなどのお話とのこと。

木本さん、佐藤さん、私たち母親の思いを伝えてください!


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[2018/01/31 22:43] | 未分類 |
講義「地域の豊かな過去を、地域の未来に生かすには」
1月20日、宇都宮大学で開催された“学生と社会人による〔対話と思考の場02〕「地域づくり×生き方」の意味を問う”の2限目に参加してきました。
講師は、環境デザイナーの廣瀬俊介さん。
Twitterでこのイベントを知り、どんなお話か興味がわいて駆け付けました。

「地域の豊かな過去を、地域の未来に生かすには」と題された講義で、廣瀬さんは一般人にも分かりやすく丁寧に感性に訴えかけるお話をされ、環境デザインという言葉を知らない私も自分のこととして聴いて考えられる、素敵な授業でした。

廣瀬さんは、幼い頃からご自宅近くの雑木林や水田や湧水池で遊んでいて環境や生物に興味を持ち、絵を描くことが好きで、生態学的に環境をデザインする道に進まれたそうです。
お話には、全体を通して原風景が感じられました。
廣瀬さんの描かれたレジュメとスライドの中の絵は温かく繊細で、木々や生き物たちの息づかいが聞こえてくる気がしました。
そして講義を受けていた私もまた、子ども時代に体験した自然との触れ合い・・・冬に石をそっと持ち上げテントウムシやダンゴムシが冬眠しているのを見るのが好きだったこと、湧水に産み付けられたカエルの卵の美しさ、溜池でザリガニを捕まえた手触り、雨上がりの草木の匂い・・・を思い出し、子どもたちに残してあげたい風景を想い描いていました。

風景を読み解くことは、私たちが生きる大地の生い立ちをたどることからはじめ、地形、地質、気候が定まり環境条件に合った生物が棲みついて生じた生態系、その中から生まれ出た人間が自然と折り合い構えてきた村や町を併せた「風土」を読み解いていくこと。
地域の人々と対話を重ね、思いとともに、風土を引き継ぎ受け渡す環境をデザインする(風土の部分をつくる/直す)。
ポーランド詩人シンボルスカの詩を引用され、「豊かな過去を持つ一瞬が積み重ねられた、私たちが生きる世界。それぞれが、それぞれに見つめ心で世界をとらえています。いずれもが大事で、差別なくそれを扱う生き方働き方を、私は望みます」と。

楽に息ができる・・・というのでしょうか。お話を聴いていて自分も風景の一部と思え、疎外の無い安心感があり、それは廣瀬さんが目指される地域社会、環境デザインの姿の一片なのかなと思いました。
そして過去と100年後、その先の未来を見据えて今をつくることは、文化の継承とも感じました。

その後、同じテーブルの方と感想を話し合いました。
益子市の若い職員の方は、「市で大変お世話になっています」と言われていました。廣瀬さんは、益子町の「土祭」にも関わっておられるそうです。
もう一人、宇大の学生さんは、「とても勉強になりました」とのことでした。
講義の初めに進行役をされた若い建築家・中村周さんによる、宇大生とともに宇都宮の釜川沿いにある空き家をリノベーションし、まちづくりの拠点として蘇らせる「KAMAGAWA POCKET」の魅力的な活動紹介もありました。
若い方たちが廣瀬さんから学び、そして震災や原発事故を含めた栃木の風景を読み地域の未来をつくっていってくださることを期待しています。

とりとめのない報告と感想になってしまいましたが、廣瀬さんのご活動についてはブログ「東北風景ノート」をぜひご覧ください。

私も市民のひとりとして、この地域に建設的な提案ができるよう学んで、若い人たちを応援していきたいです。
廣瀬さんの著書『風景資本論』を、ゆっくり時間をかけて読もうと思っています。


廣瀬さんのスケッチ。ご生家の向かいに数年前まであった雑木林だそうです。
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「土祭」の調査のために益子町で描かれた絵からは、水音、鳥の声が聞こえてきそう・・・
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今日届いた『風景資本論』(朗文堂) ゆっくり楽しみながら読んでみます。
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[2018/01/27 17:31] | 未分類 |
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プロフィール

『子供の未来を考える会ハチドリ』

Author:『子供の未来を考える会ハチドリ』
私たちは、矢板市が福島第一原発事故に伴う放射性物質汚染による指定廃棄物最終処分場候補地に選定されてから、座談会や勉強会・お茶会を行ってきました。
2015年2月「放射能からこどもを守ろう関東ネット」に加入。

放射能汚染から子ども達を守り、より良い未来を作るために、これからも「ハチドリのひとしずく」のように一人ひとりが出来ることを考え、活動していきます。

お問い合せ先
hachidori_88@yahoo.co.jp

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