子供の未来を考える会ハチドリ
… 放射能汚染から、子ども達を守りたい…
「家とは何か?家はどこにあるのか?」
10月16日(日)15時30分より道の駅湧水の郷しおや交流館にて、とちぎ未来大使である在来アーチストの田中康予さん主催パネルディスカッション「家とは何か?家はどこにあるのか?」にパネラーとして参加しました。
パネラーの方は、塩谷町のバリアフリー鉄道農園「風だより」オーナー水野雅章さん、映像作家ヤジマチサト士さん、日本学生オリエンテーリング連盟副会長山川克則さん、スカイプ参加されたドイツ在住の映像作家国本隆史さん、福島から参加された方々と、様々なバックグラウンドを持っていらっしゃる人が集まりました。

自己紹介では、『ハチドリのひとしずくーいま、わたしにできることー』(監修・辻真一 光文社)の冒頭の、南アメリカの先住民に伝わるお話を読ませていただきました。
そして、「家」という漢字は「屋根」の下に「動物」がいる。屋根で雨風を遮り身を守り安心して眠ることができ子どもを育てられる場所ーー家は、安心して生活できる場所。そこはどこか?私にとっては、安心できる人が周りにいる所であり、安心して暮らせる環境・自治体がある所。私自身も、「安心してもらえる人」になり、「安心して暮らせる自治体」を作っていく一員でいたいと、田中さんの作品を観て感じたことを発言しました。
処分場問題についても、矢板から塩谷町に候補地が移っても私の中では何も変わらない。風評被害ではなく実害と思っているから。これからも矢板から建設反対の声を挙げ続けたいことを述べさせていただきました。

福島の方々からは、あるお婆さんの詩を紹介されてから次の様なお話がありました。
「自然災害と核災害は違う。まだ戻れない様な人の住まない町にすべき所に帰らせようとしている。私はオリンピックもスポーツも大好きです。でも現状を見ればオリンピックどころではないはず。弱い者をどこまでもいじめていく・・・原発はごめんです」
「6号線両端には230万個ものフレコンバックが置いてある。これでアンダーコントロールでオリンピックですか?被ばくを自己責任に転換しようとしている」
「福島に支援に行って3か月です。農村地帯は荒れ野原。20㎞で線を引いたことは意味がなく、かえって格差は広がりコミュニティーは何度もバラバラにされる。そんな大変な場所なんです」

塩谷町でレストランをされている水野さんは処分場建設反対の立場から「政府は、ありきという結論が先にあり、しかないという考え方で無理やりそこに持っていくようなやり方。高原山の大自然を壊してまで、100年先を見通した土石流や火山噴火の危険を冒してまで、こんな所に処分場を作って良いのか。塩谷町が指定された2014年7月以降ここでは4つの選挙があり、投票率が高かった。結果、処分場断固反対を唱える候補者が当選している。参院選でも塩谷町では反自民の候補者を選んだ。投票に行くことはとても大切」との意見を述べられました。
また映像作家のヤジマチサト士さんもこの問題に触れ、「候補地に指定された場所を見学、涙が出るような美しさでした。高江のこともそうですが、あり得ないこと」と話されました。

ドイツ在住の国本さんは「東電、原発は儲かる。そこをどう崩していくか。家には住む人の感情が入っている。原発事故や戦争によって家を追われた人たちは分断され、このことは将来これから生まれる人たちの家も壊しているということ」とスカイプを通じてお話してくださいました。

司会を務めた田中さんはパレスチナに行かれた経験から、「戦争は、するのではなく、させられる。自分の作品にはこのことへの思いも込めている。家は、守るべきものであり開かれるもの。皆さんのお話を、ニューヨークでも宣伝したい」との心強い言葉がありました。


『ハチドリのひとしずくーいま、わたしにできることー』を読みました。
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10月19日(水)の展覧会最終日には15時からひとり一品持ち寄りのポットラック・パーティーが開かれ、展覧会とパネルディスカッションの感想をひとりずつ話したり、田中さんのご両親のお話を聞かせていただきました。
田中さんはこれから福島、高江に行かれ、塩谷町での甲状腺エコー検査もお手伝いにいらしてくださるとのこと!
日本滞在期間を最大限使って現場に行き感じてこようとされる田中さんのアーチスト魂に、驚きと敬意を抱き、有難さと勇気をいただく思いです。
田中さんの生み出される作品を、これからも楽しみにしています!

ホットラック・パーティーにて震災後の故郷への思い、ご両親への感謝を語られる田中さん。
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展覧会でワークショップをされた烏山手すき和紙職人の小松芳子さんからは、「塩谷町一丸となって頑張ってください」とエールの言葉をいただきました。
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[2016/10/26 21:07] | 未分類 |
甲状腺エコー検査 矢板・塩谷 は締め切りました
11月12~13日の甲状腺エコー検査矢板塩谷は、定員となり申込受付を締め切りました。

今後の栃木県内で行われる検査日程は、左のリンク「関東子ども健康調査支援基金」のホームページをご覧ください。
塩谷町の方は、2017年2月に自治体主体の甲状腺エコー検査が行われますので、塩谷町役場にお問合せください。
[2016/10/26 20:18] | 未分類 |
市民科学者国際会議
第6回 市民科学者国際会議~東京電力福島第一原子力発電所事故の放射線被ばくによる健康影響を科学的に究明し、防護と対策を実現するために~』が、10月7日から10日まで福島県男女共生センターにて開催されます。

9日には宇都宮大学国際学部准教授の清水奈名子先生が登壇、栃木県の状況をお話くださいます。
この会議は、ライブ中継で観ることができます。

市民科学者国際会議
http://csrp.jp/csrp2016/

清水先生はじめ登壇者の方の発表を聴きながら、一緒に考えたいですね!



[2016/10/06 22:06] | 未分類 |
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プロフィール

Author:『子供の未来を考える会ハチドリ』
私たちは、矢板市が福島第一原発事故に伴う放射性物質汚染による指定廃棄物最終処分場候補地に選定されてから、座談会や勉強会・お茶会を行ってきました。
2015年2月「放射能からこどもを守ろう関東ネット」に加入。

放射能汚染から子ども達を守り、より良い未来を作るために、これからも「ハチドリのひとしずく」のように一人ひとりが出来ることを考え、活動していきます。

お問い合せ先
hachidori_88@yahoo.co.jp

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