子供の未来を考える会ハチドリ
… 放射能汚染から、子ども達を守りたい…
「たかはら山九条の会たより」への寄稿
「たかはら山九条の会」様より寄稿の依頼があり、2017年正月号便りに甲状腺エコー検査矢板・塩谷実行委員会の意見を下記の様に載せていただきました。
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甲状腺エコー検査を含む健康対策が国策となることを願って

私たち「甲状腺エコー検査実行委員会矢板・塩谷」は2014年から2016年に3回、「関東子ども健康調査支援基金」主催による甲状腺エコー検査を矢板市と塩谷町で実施してきました。実行委員会立ち上げ当初、矢板市民の私自身とても迷い悩んだことを覚えています。一般市民が福島県外では国策でない検査を多くの子ども達に受けさせることへの不安があり、何度も話し合いました。メンバーが周りのお母さんたちに聞き取り調査をし、子どもに受けさせたい人がたくさんいることが分かり、皆で立ち上げました。

○「考えにくい」に思うこと
立ち上げから2年半経ちましたが、福島県外の甲状腺検査が国策でないことに変わりがありません。昨年12月開催の福島県「県民健康調査」検討委員会では、甲状腺がん(又は疑い)が183人となり、先行検査A判定62人の子どもたちが約2~3年を経て悪性(又は疑い)になっており、通常の甲状腺がんより男性比率が高く、委員からチェルノブイリの変化のひとつに男女比があると言及されたにもかかわらず、放射線の影響は「考えにくい」とのことでした。
同日「3.11甲状腺がん子ども基金」の記者会見も行われており、福島県外の申請者が予想以上に多かったこと、肺転移など重症者は全て県外だったことなどの報告がありました。
この状況を踏まえれば、検討委員会での「考えにくい」の言葉が「考えたくない」と言っている様に聞こえ、逆行しようとする今の国策のあり方に疑問と憤りを感じます。

○福島県内外を問わず一刻も早い対策を
放射線の影響は甲状腺がんに限りません。子どもの健康を注意深く見守っていくために、詳しい血液検査、学校検診結果の長期保存も必要です。私たちは、国が「考えざるを得ない」と言うまで待つことはできません。甲状腺がんを含む健康被害によって子どもたちの夢が断たれることのない様、福島県内外を問わず、一刻も早く対策を講じて欲しいと思います。

○塩谷町の奇跡
本来は国や県の事業で行われるべき検査や対策ですが、いま頼りにできるのは自治体で、栃木県内では那須町と日光市で助成や自治体での甲状腺エコー検査が行われており、今年2月には塩谷町でも自治体主体の検査が始まります。塩谷町のメンバーの地道な働きかけと官民共闘の精神を貫く町役場による、正に「塩谷町の奇跡」のひとつと言えます。
県の有識者会議にはこの様な自治体の取り組みを評価し、更に対策を進めるための再検討を望みます。そして今後他市町村でも自治体主体の検査が実施され、子どもたちの健康対策が国策となっていくことを願って、これからも活動していこうと思っています。
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[2017/01/06 11:45] | 未分類 |
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『子供の未来を考える会ハチドリ』

Author:『子供の未来を考える会ハチドリ』
私たちは、矢板市が福島第一原発事故に伴う放射性物質汚染による指定廃棄物最終処分場候補地に選定されてから、座談会や勉強会・お茶会を行ってきました。
2015年2月「放射能からこどもを守ろう関東ネット」に加入。

放射能汚染から子ども達を守り、より良い未来を作るために、これからも「ハチドリのひとしずく」のように一人ひとりが出来ることを考え、活動していきます。

お問い合せ先
hachidori_88@yahoo.co.jp

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