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子供の未来を考える会ハチドリ
… 放射能汚染から、子ども達を守りたい…
ICANノーベル平和賞受賞記念講演会に行ってきました!
12月18日(月)、宇都宮大学国際学部主催のICANノーベル平和賞受賞記念講演会「核兵器禁止条約と市民がつくる平和ーその意義と課題を考えるー」に行ってきました。

講師の川崎哲さんはICANの国際運営委員で、ノルウェーのオスロで12月10日に行われた授賞式の様子をたくさんの写真とともに紹介。

日本の被爆者が多く訪れ会場に入れなかったけれど、外でのポーチライトパレードに参加した写真は、人々の熱気が伝わってくるようでした。
川崎さんは「ノルウェーは核兵器禁止条約に署名していないにも関わらず、銀座通りに匹敵するオスロの町中には『BAN THE BOMB』の旗が掲げられ並んでいて、胸が震えた。日本は静かすぎるとギャップを感じた」と仰っていました。

翌日には日本の被曝ピアノによる記念コンサートもあったそうです。
被曝した弁当箱や鞄は、ノーベル平和センターで一年間展示されるとのこと。
ピアノ、被爆樹木の種も含め日本の市民団体関係者が働きかけ展示が実現し「10月6日まで受賞を全く知らされないので、12月6日までの準備は大変だった」と、手作りで奮闘した市民の力の大きさを称えておられました。

ピースボートのおりづるプロジェクトのお話もしてくださいました。
授賞式に「日本政府はいないけれど、市民みんなは居た」こと、世界の人々はキノコ雲は知っているけれどキノコ雲の下で何が起こっていたか知らず「もっと教えてくれ」と言われること、日本では風化しているのがとてもとても残念なこと。
そして、オーストラリアのアボリジニの方が自ら被ばく者でありながら「自分たちの所から(福島原発原料の)ウランを掘り出されるのを止められなかったことを申し訳ない」と謝っていたと伺い、涙の出る思いがしました。

また原爆のお話では、未だにプルトニウムを取り出しまたエネルギーにしようとしているのは日本とフランスのみで、日本は約48トンのプルトニウムを保有し核兵器7~8000発分に当たるそうです。
世界には約1万5000発の核兵器があり93%がアメリカロシアで、ソ連時代の冷戦期より全体の数は減ったけれど保有国は増えており、「数は減ったが脅威は高まる」と。サイバーテロを含むテロの危険性を考えると、ゾッとしました。

今年7月7日に国連で賛成122として採択された「核兵器禁止条約」については、加盟国193から交渉会議には130ヵ国以上が参加の中、日本は「核兵器はまだ必要」と不参加だったことに疑問を投げかけていらっしゃいました。
「核武装協力国であることをきちっと認識して、考えていかなければならない」
「北朝鮮は10発保有、いま本気になれば無くすことができる。日本も参加して持たないと約束すれば平等になる」
深く共感!!
今後の課題のお話の中で、企業・金融機関への働きかけに関して「核兵器に対する援助を止める」よう言っていくことも、本当に大切だと思いました。

最後に、サーロ節子さんの授賞式での演説から「止まらずに動き続けて前へ進め!」という言葉とともに、「私たちの選択肢は2つ。核兵器が終わるのか、私たち自身が終わるのか」と締めくくられ感動の拍手が会場を包みました。

その後質疑応答の時間があり、宇大の学生さんたちを含め質問がたくさん出されました。
特に印象に残ったのは、「もしも禁止されてしまったら通常兵器殺傷が増えてしまうという印象操作があるか」という質問に「そもそも核兵器は(攻撃を)抑止してきたのか?根拠はあるのか?アメリカは9.11当時1万発の核兵器を持っていたがテロを防げなかった」、現在の日本についての質問に「アメリカが7千発持っていても日本は安心ではないと。では1万発にすれば安心ですか?核の傘を疑うこと」との川崎さんの言葉。
考え続けることの大切さが熱く伝わってきました。

終了後、川崎さんと写真を一緒に撮って少しお話もすることができ、感激の講演会でした。
企画くださった宇都宮大学国際学部の清水奈名子先生はじめ学生の皆様に感謝いたします。

核について考え続けることは、私たちが直面する原発事故による被ばくの問題を考え続けることでもあります。
広島長崎の被爆者の方々が諦めずにたくさん話続けて来られたように、サーロ節子さんが瓦礫の中から生還されたように、絶望せず光に向かって這っていきたいと思います。


「ここからがスタート。SNSなどで広めてほしい」と川崎さん。
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清水先生、学生さん、ありがとうございました!
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川崎さんと。。。感激!
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[2017/12/24 13:34] | 未分類 |
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プロフィール

『子供の未来を考える会ハチドリ』

Author:『子供の未来を考える会ハチドリ』
私たちは、矢板市が福島第一原発事故に伴う放射性物質汚染による指定廃棄物最終処分場候補地に選定されてから、座談会や勉強会・お茶会を行ってきました。
2015年2月「放射能からこどもを守ろう関東ネット」に加入。

放射能汚染から子ども達を守り、より良い未来を作るために、これからも「ハチドリのひとしずく」のように一人ひとりが出来ることを考え、活動していきます。

お問い合せ先
hachidori_88@yahoo.co.jp

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