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子供の未来を考える会ハチドリ
… 放射能汚染から、子ども達を守りたい…
おしどりマコ&ケン トークライブに参加しました
4月28日(土)、栃木県弁護士会館にて催されたおしどりマコ&ケン トークライブ「原発!本当のところ、どうなの?」(主催:「原発いらない栃木の会」)に参加しました。
スピード感溢れるマコさんのトークは内容が濃くて知らなかったことも多く、ケンさんの映し出すスライドに何度も息をのみました。

原発事故直後から疑問を持って調べ始めたというマコさんは、医学校での知識から「風向き、天気は肝だと思っていた」そうです。
3月12日の午後、情報を知る芸能人やマスコミ関係者の人達がたくさん避難していったことについて、報道ステーションの今は亡きディレクターが「どれだけたくさんの人が東京から脱出したか取材しているのに放映されなかったことは、日本の報道関係者が一生背負っていかないといけない十字架。君たちが芸人でありながら苦労して取材しているのは日本の報道が信じられなくなったからで、僕たちの責任」と謝られたというお話に、心ある報道者が亡くなられたことを改めてとても残念に思いました。

政府東電の記者会見に通うようになって情報があまり出てこないことや勢力図、良い質問に「そんな質問どうでもいいんだ!」とヤジが飛ぶことを知り、「私たちが聞きたいんだ!」とヤジり返すエピソードには、なるほどその手が!と笑ってしまいました。
その記者会見も、今では報道関係者もほとんど来る人がいなく、おしどりさんが最も詳しくなり「取材というよりご意見番」的存在だそうです。

反面、傍聴が増えているのは県民健康管理調査検討委員会とのことです。
私もネット中継を視聴していますが、関心が高まっているのは事実のようです。
甲状腺がんについては、二次検査以降、通常診療などで発見されても県民健康調査枠外となりカウントされず把握されないことが指摘されていましたが、検討委員会では「今後2年かけて調査します」という答え。
チェルノブイリでは事故後生まれた子どもたちとの比較で甲状腺がんが非常に少なかったことを含め大きな違いが3つ出てきて事故との因果関係が認められたので、そういった検査の要望があっても「検査は不安解消のためなので、事故後に生まれた子どもの検査はしません」と言われてしまうと。
質疑応答での過剰診断論の質問に、最初言われていたスクリーニング効果論は整合性が取れなくなり、次に出てきたのが過剰診断。でも学会では過剰診断ではないと言われており、今後全国がん登録に移行する方針で一層データが外に出てこなくなりそうとのお話でした。
この地域で民間甲状腺検査を実施し自治体主体検査を求めている私たちにとっても、県民調査のデータが分からないことは大変問題です。
その上、「事故が起こっても大丈夫」というモデルケースになり世界的な話になっているということは、日本だけの問題ではないと深く考えさせられました。

この日のトークライブで一番ショックを受けたのは、農家の方の被ばく、原発作業員の現状です。
2016年川俣町での「農作業における放射線対策と健康講座」で「農家を農水省が守ってください」と言われていたお話を聞き、事故後ずっと農業をしてきた方々の切実な思いを知りました。
福島原発作業では、汚染水を溜めるフランジタンクの継ぎ目から漏れ出し作り替えて中身を移し、底に残った汚染水は手作業で拭き取るしかないのだそうです。その作業を行う方々の姿がスライドに映し出され会場からはどよめきの声があがりました。
この方たちの健康と人権が守られるような制度が必須と痛感。
汚染土壌の再利用の報告もあり、置く所が無く減らすために再生利用が始まり、何とその基準はどんどん緩んだとのこと。
私たちが声をあげない結果が緩みに繋がり、私たち、そして子どもたちに返ってくる・・・
一人一人が目をそらさず考え声をあげ続けなければと思いました。

また、お二人は国際会議に毎年参加され、ドイツの学校で学生と話をしたエピソードは、とても面白かったです。
中高校生の彼らは「大人になったら、どうしたら第三次世界大戦を起こさないかを考えています」と!
自分の将来の目的からエネルギー問題を考え原発事故に興味を持つ、という彼らに驚き感嘆しました。

質疑応答では若いお母さんが公園の放射能汚染防護について質問されていました。
道の中程と外側でも線量が違う。測ることは大切。一般的に事故後に作られた公園は線量が低いそうです。

最後に、会場からの「何ができるか?」に答えて、「情報を知ろうとする力は世の中を変えるためにすごく大事なのでは。報道も悪いけど情報の受け手の私たちも悪い。みんながレベルアップすること。ICRPの元委員が、ICRPが示す値をどう取り入れるかは各々の国次第なので民度が低い国はより被ばくすると言っていた。自分で考えて調べて自分のデータを構築すること。そして自分の半径5mを変えていくこと」とマコさん。
誰かが言っているから、ではなく自分で情報を取り自分流に報告するおしどりマコ&ケンさんの姿勢に、尊敬と希望を感じました。
私自身、何ができるかを考え続け、自分なりのデータを構築できるよう行動していきたいと思います。

ここでは書き切れない、大事な情報が詰まったトークライブでした。
動画がYouTubeにアップされていましたので、ご覧ください。
https://www.youtube.com/watch?v=ulkdTpxOrRs


息の合ったマコさんとケンさんは、まるで執刀医と器具を渡す助手の様でした。。。
DSC_1258.jpg

尊敬するお二人と。ちょっと緊張~?!
IMG_20180504_224125.jpg


2018.4.29 下野新聞
おしどりマコ&ケントークライブ記事



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[2018/05/01 17:59] | 未分類 |
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プロフィール

『子供の未来を考える会ハチドリ』

Author:『子供の未来を考える会ハチドリ』
私たちは、矢板市が福島第一原発事故に伴う放射性物質汚染による指定廃棄物最終処分場候補地に選定されてから、座談会や勉強会・お茶会を行ってきました。
2015年2月「放射能からこどもを守ろう関東ネット」に加入。

放射能汚染から子ども達を守り、より良い未来を作るために、これからも「ハチドリのひとしずく」のように一人ひとりが出来ることを考え、活動していきます。

お問い合せ先
hachidori_88@yahoo.co.jp

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